JnCreate

2025/12/22

JnCreate とは

Joplin にノートを追加する Windows用コマンドラインアプリです
※公式 Joplin クライアントが必要です

動作環境

Windows11(で確認)

特徴



利用前に必ずお読み下さい

既知の問題

更新日(user_updated_time)を指定してノートを追加した場合、
Joplin クライアント(公式)でノートを初めて開いた時に日付が更新されてしまいます

準備

Joplin クライアント(公式)のインストール

フツーにセットアップ

Joplin クライアントの Webクリッパーサービスを有効にする

JnCreate から Joplin REST API への接続は Webクリッパーと同じインターフェイスを利用します
ポート番号(通常41184)の確認と、トークンをコピーしておきます

JnCreate のダウンロード

JnCreate 本体をダウンロード、解凍してファイルを適当なフォルダへ置きます
JnCreate.ini を開いて、先程の ポート番号(同じならそのまま)とトークンをコピペ
[Host]
URL=http://localhost:41184 ←ポート番号
Token=XXX ←トークンをコピペ

使用方法

使用例

ex.> JnCreate.exe /I "test note" /S notebody.txt
ex.> JnCreate.exe /I "ノートAA" /S notebody.txt /A file1 /A file2 /T tag1 /T tag2
ex.> JnCreate.exe /I %FileName% /SN /AA file1 file2 file3
スペースを含むオプションは、" で括って下さい
batファイルで利用する場合 % は %% で記述してください

いろいろと
添付ファイル名から作成日と更新日を取得して、ファイル名(拡張子なし)を件名に設定
ex.>JnCreate.exe /N LogData /C %FileNameDate% /E %FileNameDate% /I %FileName% /S dummy.txt /A 2016-08-01.log

enscript /CreateNote 互換オプション

オプション 意味 備考
/N 登録先ノートブック名 /N の次のオプションでノートブック名を記載. 省略時は現在クライアントが開いているノートブック
/I タイトル /I の次のオプションでタイトルを記載
/S 本分のファイル /DefEncを併用しない場合、UTF-8で処理
省略時は、標準入出力から本文を入力します(終了は Ctrl+Z)
/SN 本分なし 本文なしで処理
標準入出力から入力を求められません
/A 添付ファイル /A の次のオプションでファイル名を記載. 複数ある場合は /A file1 /A file2 ...の繰り返し
※ファイルが存在しない場合でも、処理は続行されます
/AA 添付ファイル /AA の次のオプションでファイル名を連続して記載. /AA file1 file2 file3 ...
※ファイルが存在しない場合でも、処理は続行されます
/T タグ /T の次のオプションでタグ名を記載. 複数ある場合は /T tag1 /T tag2 ...の繰り返し
/TT タグ /TT の次のオプションでタグ名を連続して記載. /TT tag1 tag2 tag3 ...
/C 作成日時 /C の次のオプションで "YYYY/MM/DD hh:mm:ss" または filetime の形式で指定. 省略時はその時の日時
/E 更新日時 /E の次のオプションで "YYYY/MM/DD hh:mm:ss" または filetime の形式で指定. 省略時はその時の日時

ファイル読み込みはデフォルトがUTF-8です(EnCreateと違います)が
コマンドラインは文字化け対応のため、デフォルトエンコード(オプションで変更可)

その他のオプション

オプション 概要 備考
/Utf8 /S のファイルやコマンドラインのコードページを UTF8 で読み込み
コマンドラインを除いて、デフォルトが UTF8です
/DefEnc /S のファイルやコマンドラインのコードページを デフォルトエンコードで読み込み コマンドラインではこれがデフォルトです
/LT 先頭行をタイトルに利用 コマンドラインまたは /S 指定ファイルの先頭行をタイトルとして処理する(ver 1.0.2.0 以降)

置換変数

batファイルで利用する場合 % は %% で記述しなければなりません

日時(/C および /E で利用)
変数 概要 備考
%FileTime% ファイル日時 enscript の /C filetime と同じ
%FileCTime% ファイル作成日時 /A オプションで先頭のファイル
%FileMTime% ファイル更新日時 /A オプションで先頭のファイル
%FileATime% ファイルアクセス日時 /A オプションで先頭のファイル
%FileNameDateTime% ファイル名の数字 ファイル名先頭から数字12桁を取り出し生成
(ex. 2016_01_02_1320_foo.dat )
%FileNameDate% ファイル名の数字 ファイル名先頭から数字8桁を取り出し生成
(ex. 2016-01-05.log )

タイトル(/I で利用)
変数 概要 備考
%FileName% /A オプションで先頭のファイル名(拡張子なし)  
%FileNames% /A オプションのファイル名 複数のファイルを羅列
%FileNameEx% /A オプションで先頭のファイル名(拡張子有り)  
%FileNamesEx% /A オプションのファイル名(拡張子有り・複数羅列) 複数のファイルを羅列

終了コード

コード番号 説明 備考
0 正常終了 コマンドラインへ Note id が表示されます
0以外 処理失敗

捕捉

コマンドラインから本文を入れた時の終端
Ctrl + Z で本文の入力を終わらせられます(enscriptと同じ)

アンインストール

ファイル: JnCreate.exe JnCreate.ini を削除してください

その他

作者へのコンタクト

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BAT構文や基本的すぎる質問、飛躍した要望はご遠慮ください。
作成動機がオレオレ使用です、お察しください